中国語文法の全体像
動詞の活用なし、性別なし、複数形なし——文法書を開けば誰もが「これは楽だ」と感じるはずの中国語。しかしHSK中級以上で、必ず壁にぶつかります。「了」「着」「过」「把構文」「離合詞」。これらが日本人を挫折させる五大難関です。
難関ポイントを漢字で分解する
「了」の本来意味
「了」は本来「終わる・完了する」を意味する漢字。だから「我吃了」は単に「私は食べた」ではなく「食べる行為が完了した状態」と訳すのが正確です。この理解があれば、副詞や否定文での挙動を予測できます。
「过」の本来意味
「过」は「通過する・経験する」。だから「我去过北京」は「北京を訪れる経験を通過した」というニュアンス。「了」との違いは、漢字の意味から自然と理解できます。
「把構文」
「把」は「掴む・対象を取り扱う」という漢字。把構文は「対象を取り扱って何かをする」と読み解けば、語順が直感的に理解できます。
HSK級別の文法到達マップ
HSK1〜6級それぞれで習得すべき文法事項を、漢字中国語®メソッドの順序で整理しています。詳細は関連ブログをご覧ください。